上海中医薬大学
≪祝辞≫
尊敬する上海中医薬大学、徐 建光 学長、曹 錫康 書記を初め、教職員の皆様、生物医学工程専攻を卒業された4期生26名の学生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
上海中医薬大学と日本国、私ども大阪滋慶学園グループは、交流をスタートしてから18年が経過しました。また、皆様は、合弁・生物医学工程専攻の第4期の卒業生です。皆様は在学中コロナウイルス禍の不便な環境で一生懸命努力されたことでしょう。将来を大いに嘱望されています。
毎年、4月から8月にかけて、来日研修が実施されます。上海中医薬大学(看護、リハビリ、生物医学工程等)の学生の皆様が参加され、大阪滋慶学園の学生との交流を深め、日本文化の理解や各専門分野の勉強をおこなっています。コロナウイルス感染禍、2020、2021、2022の短期留学研修は、新型コロナウイルス感染症の影響により、残念ながら実施することができませんでした。
又、大阪ハイテクノロジー専門学校の卒業研究発表会では、海外提携校の特別参加により、上海中医薬大学の学生が、日本の学生の前で発表されています(2021、2022年1月末に予定されていた発表会はコロナ感染症の影響で参加が中止となりました。会場と学校をZoomで実施しました。入国できず残念です。)。その他、日本の学生が毎年、医学研修に参加しています(2004年よりスタートし、今年で18年目を迎えます)。コロナウイルス禍でないときは、毎年60~80名が医学研修で上海中医薬大学へ出向いていました(総数1,271名)。
このように、上海中医薬大学と大阪滋慶学園グループは、学校教職員及び学生の交流を、一歩ずつ積み上げてきました。
2021年4月、滋慶医療科学大学医療科学部臨床工学科、大学院(医療安全管理学修士2年)が開学しました。開学記念として、2021年11月6日(土)、『第5回アジア臨床工学フォーラム』が、(学)大阪滋慶学園・滋慶医療科学大学・大学院・大阪ハイテクノロジー専門学校の主催、上海中医薬大学の共催により、文部科学省や日本臨床工学技士会の後援を受け、コロナウイルス禍が継続しているなか、オンライン会議で大阪(新大阪ワシントンホテルプラザイベントホール)で開催。アジア7カ国・地域から約700人の専門家が参加。学生のポスターセッションも実施。臨床工学を通じて、アジアの人々の連携・連帯がすすみ、医療支援の高度化・進展ができれば大変うれしく思います(2016年9月上海中医薬大学主催「第2回アジア臨床工学フォーラム<テーマ:伝統医学と発展するアジアの臨床工学>アジア10カ国参加
)。
大阪滋慶学園では2021年3月、「滋慶医療科学大学院大学 医療管理学研究科 医療安全管理学専攻(修士課程2年)」の第10期生の修了生20
(修士総数:197名)の医療安全専門人材が巣立って行きました。日本では我々の大学でしか得られない「修士(医療安全管理学)」の学位を授与された修了生は、医師・看護師・臨床工学技士等、医療国家資格取得者で、実務経験者であり、副院長、看護部長、臨床工学技士長等として、現在、国立大学病院や私立病院など、現場の最前線で活躍しています(コロナウイルス禍において、大学院修了生が病院で活躍しているので、大学院で学ぶ人が増えています)。滋慶医療科学大学院大学は、2021年4月より「滋慶医療科学大学・大学院」(医療管理学研究科医療安全管理専攻:修士課程2年)に名称変更。
また、これまで、中国からの留学生のうち、日本語学科(1年/1.5年)と臨床工学技士科(3年)または臨床工学技士専攻科(1年)を経て勉強した留学生の100名が、臨床工学技士の国家試験に合格しました。そのうち、83名の留学生が日本の病院へ就職しました。就職後はそれぞれのキャリアアップを求め、中国に戻り日系企業で働く者や中国の病院で働く者、大学や大学院へ進学した者もいます(総数23名)。
卒業される皆様は、社会人として自立人材になってください。そのためには、『毎日、自分の成長する種を撒いて、耕して、ゴールを想像して下さい』。
ひとも知識も少しずつ習得していくことによって、ついには真珠のように光り輝く思考をもっているのだ(ヘレン・ケラー)
好奇心は、いつだって新しい道を教えてくれる(ウォルト・ディズニー)
悩んだとき、原点に戻る意識をもつ(温故知新)
私の好きな言葉です。
自分の姿が浮かびますか?志を高く持って、アジアの医療人材に成長して社会に貢献してください。また、アジアの医療支援の向上を目指して頑張ってください。大いなる活躍舞台が広がっています。さぁ、新しい時代に向かって頑張りましょう。
皆様(学生)が健康に留意され、就職先で勤勉に働き、勉学に精進され、それぞれの人生目標を達成されることを願っています。
2022年6月吉日
日本、学校法人大阪滋慶学園
常務理事・学校長
橋本 勝信
橋本 勝信
上海中医药大学
祝词
尊敬的上海中医药大学徐建光校长、曹锡康书记、各位教职员、生物医学工程专业的第四届毕业生26
同学、在此表示衷心地祝贺。
上海中医药大学与我们大阪滋庆学园的合作交流已经18年了。你们是中日合办生物医学工程专业第四期的毕业生。你们在校期间克服新冠疫情带来的各种不便而坚持努力学习,期待你们将来在社会上也能大有作为。
每年4月到8月期间,会与你校开展来日研修。上海中医药大学(护理、康复、生物医学工程等)的学生来大阪,与大阪滋庆学园的学生深入交流,学习和了解日本文化及各相关专业的知识。由于受新冠疫情的影响,2020、2021、2022的短期留学研修未能实施,真的非常遗憾。
另外,在大阪高技术学院的毕业研究发表会上,作为海外合作院校的特邀代表,每年上海中医药大学的学生,在日本学生面前发表课题(很遗憾2021、2022年1月末已经预定好的发表会因为新冠疫情的影响被迫取消现场发表,通过ZOOM实施了,未能赴日很遗憾)。还有,日本的学生,每年要赴贵校参加医学研修(自2004年开始到今年将是第18个年头),没有受新冠的影响的年度,每年会有60-80名日本学生到贵校研修(累计已达1271名)。
如以上这样,两校的教职员与学生的交流,一步一个脚印,日积月累走到了今天。
2021年4月,滋庆医疗科学大学(医疗科学部临床工学科),研究生院(医疗安全管理学硕士2年制)顺利开学。作为大学开学纪念系列活动之一,2021年11月6日(星期六),由学校法人大阪滋庆学园协同滋庆医疗科学大学、研究生院、大阪高技术专门学校等主办,由上海中医药大学等协办,由日本文部科学省及日本临床工学技士会为后援单位,在大阪国际会议中心通过线上举办了“第五届亚洲临床工程论坛”,有来自亚洲7个国家和地区的700余名专家参加。也同时开展了学生的壁报发表。通过临床工程,亚洲各国携手合作,共同提高医疗水平,促进医疗的进步,这是非常有意义的(2016年9月在上海中医药大学举办了第二届亚洲临床工程论坛,题目是传统医学与发展中的亚洲临床工程,有10余个亚洲国家参加)。
大阪滋庆学园于2021年3月举行了“滋庆医疗科学大学院大学 医疗管理学研究科 医疗安全管理学专业(硕士课程2年制)”的第10期毕业典礼,又有20名(至今毕业的硕士总数:197名)医疗安全专业人材毕业了。这个日本唯一的专业,只能来我校才能获取该硕士学位(医疗安全管理学硕士)。学生大都是医师、护理师、临床工学技士等具有医疗国家资格者,他们具备实际工作经验,比如有副院长、护理部主任、临床工学技士长等。现在,他们活跃在国立大学医院及私立医院等医疗现场的最前沿(在抗击新冠疫情期间,由于这些医疗安全管理学人材的突出表现,现在来报考大学院的人在明显增多)。“滋庆医疗科学大学院大学”已于2021年4月更名为“滋庆医疗科学大学大学院”(医疗管理学研究科 医疗安全管理学专业 硕士课程2年制)
目前,从中国来我校的留学生,先在我校日语系(1年/1.5年制)和临床工学技士学科(3年制)或临床工学技士专攻科(1年制)学习后,考取日本国临床工学技士国家资格者已达100名。其中有83
在日本的医院工作。根据自己的生涯设计,也有回国目前在中国的日企或医院工作的,当然也有在日本考取研究生院继续深造的(共23名)。
毕业生同学们,请你作为社会人成为自立的人材!为此,“请每天播撒下自己成长的种子,辛勤地耕耘,想象最后的结果!”
人和知识都是通过一点一滴的积累,沉淀成珍珠,才能发出闪耀的光——海伦凯勒
好奇心总会给我指出新的道路——沃尔特迪士尼
烦恼的时候,请回到原点——温故知新
这些是我喜欢的名言。
你所想象的你未来的样子浮现出来了吗?志存高远,要成为亚洲的医疗人材,为社会做出贡献!要为提高亚洲的医疗水平而努力!你们眼前展现的是更大的舞台。那么,请向着新时代努力前行吧!
祝愿各位(学生)注意健康、努力工作、勤奋学习,实现各自的人生目标。
2022年6月吉日
日本国、学校法人大阪滋庆学园
常务理事・校长
桥本 胜信
桥本胜信https://www.juhs.ac.jp/